沖縄都市モノレール(ゆいレール)に乗るとき,あると便利なのがOKICA(オキカ)です。
ただ,2020年3月10日から交通系ICカードの相互利用ができるようになったため,これまでと比べて重要度は下がってしまったのは事実です(沖縄が好きな方はゲットしておきましょう)。
今回は,OKICAの基本ついて解説します。
目次
OKICA(オキカ)の基本
OKICA(オキカ)は,沖縄県のICカードです。
OKICAが使える場所
OKICAが使えるのは,沖縄都市モノレール(ゆいレール),バス,タクシーです。
- 沖縄都市モノレール
- バス(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス)
- タクシー(那覇第一交通・沖縄第一交通など)
ただ,前述のように2020年からは交通系ICカード(SUICA・ICOCAなど)の相互利用が可能になっため,バスやタクシーに乗る方以外はあまりメリットはなくなってしまいました(バスはSUICA・ICOCAなどの交通系ICカード非対応です)。
また,カーシェアの開閉鍵としても使うことができます。
OKICAが使えない場所
OKICAはコンビニでは使えません。
- コンビニ(ファミマ・ローソン・セブンイレブンなど)
コンビニは各種キャッシュレスサービスが使えるので,OKICAがなくても問題ありません。
OKICA(オキカ)を買う
OKICAを取扱っている場所
OKICAは,ゆいレールの各駅や各バスの営業所で販売しています。
沖縄県に来て「OKICAを買おう!」となるのは最初だと思うので,那覇空港に直結しているゆいレール「那覇空港駅」の券売機で購入するのが良いでしょう(ICカードを買うのと同じです)。
後述する「無記名」のものはファミリーマートでも購入できますがチャージはできません。
OKICAには記名と無記名がある
OKICAには記名と無記名があります。
- 無記名OKICA
- 記名OKICA
どちらも料金はデポジット500円なので,落としたときのを考えて「記名」を選ぶのをオススメします(記名OKICAならチャージ金額が補償されます)。
参考:OKICAについて
OKICAはデポジットが500円が含まれる
OKICAは,デポジット500円が含まれます(カード払い戻し時に返金されます)。たとえば1,000円分のOKICAを購入すると,500円分がチャージされていることになります。
那覇空港駅から国際通りのある県庁前駅までは片道270円(往復540円)なので,できれば2,000円以上を選んでおくと良いでしょう。
OKICAのチャージ金額は最大30,000円
OKICAの1回のチャージ金額の上限は10,000円,1枚のOKICAには30,000円までチャージできます。
チャージ金額の期限はありませんが,「ICカードが相互利用できるようになる」といったシステム変更もあるので,使い切れる適度な金額にしておくと良いでしょう。
OKICA(オキカ)の使い方
OKICAは改札にピッとかざすだけで使えます(普通のICカードと同じです)。
OKICA(オキカ)をチャージする
OKICAは駅の券売機や窓口,バス車内などでチャージ(入金)できます。
チャージは現金のみです(クレジットカードの利用はできません)。
参考:ご利用方法