沖縄のコンビニ(ファミリーマートとローソン。セブンイレブンはPB率が高いです)は東京では見られないパンが多く並んでいて,それらをコンプリートするのも楽しみのひとつになります。
そして,パンを販売しているのは「オキコパン」や「ぐしけんパン」など馴染みがないブランドです(ファミマやローソンのPBブランドをつくっているのもこれらの会社です)。
今回は,沖縄県で人気のオキコの「ゼブラパン」を紹介します。
オキコ:1947年に設立された老舗
オキコは,1947年,豊見城村(とみぐすくそん)(現・豊見城市)に「沖縄興業株式会社」として設立されました(1960年に「オキコ株式会社」に商号変更)。
沖縄では製菓や製麺なども手掛けており,コンビニやスーパーなどにおいては必ずと言っていいほどオキコさんの商品を見かけます。
オキコの商品は楽天で取り寄せられます。
ゼブラパン:1980年代に生まれたロングセラー
そんなオキコのロングセラーのひとつが「ゼブラパン」です。
ゼブラパンは,1980年頃に試作された生地にピーナッツクリームを挟んで食べたところおいしかったということから商品化されることになりました。
ゼブラパンの名前の由来は,黒糖シートとピーナッツクリームの断面がシマ模様に見えたことからといいます。この黒糖シートが,特に沖縄という感じがして沖縄好きにはたまらないのです。
現在はオキコNo.1の菓子パンとなっており,沖縄のご当地パンとして知られています。
それもあり,ファミマやローソンなどのコンビニなどでも販売されています(沖縄県に上陸したコンビニの後発であるセブンイレブンはPB商品が多く,あまり販売されていないように感じます)。
ゼブラパン唯一の欠点といえば,普通に食べるには大きすぎることです(笑)。
カロリーは730kcal(脂質は30g)。
菓子パンの平均カロリーが350〜450kcalであるのを考えると,その大きさがわかります。沖縄のパンとして有名なぐしけんの「なかよしパン」と同じく,2日に分けて食べるのをおすすめします。
黒糖シートとピーナッツクリームの組み合わせがクセになります。ただ,ピーナッツクリームなので,ピーナッツアレルギーの方は気をつけましょう(私も肌荒れしながら食べていました)。
食べるときは,半分ほどにちぎるのをおすすめします。切れ込みが入っていないので包丁等で切るなり手でちぎるなりしましょう(なかよしパンはブロックになっていますね)。
「ゼブラパン」と「なかよしパン」は,沖縄のパンでも特に人気の菓子パンです。
ただ,高カロリーなので,くれぐれも食べすぎにはご注意ください。
ゼブラパンの基本情報
商品名 | ゼブラパン |
メーカー名 | オキコ |
栄養成分 | エネルギー:730kcal たんぱく質:14.2g 脂質:30.6g 炭水化物:99.7g 食塩相当量:1.3g |
公式サイト | https://okiko.net/archives/115 |