IT導入補助金の申請者がITツールを導入するとき,各種申請等の手続きをサポートする者として事務所に採択された者を「IT導入支援事業者」といいます。①IT導入支援事業者の登録申請をする(この中で自社等のITツールを登録する),②申請者がITツールを選定するという流れになります。
ここでは,IT導入支援事業者になるための登録申請の方法を解説します。
IT導入支援事業者の仮登録
「IT導入支援事業者 仮登録」から仮登録します。仮登録が完了すると、本登録に必要な情報が電子メールで送付されます。
IT導入支援事業者の登録申請
仮登録完了メールに記載されているURLから登録申請します。
主な項目
登録申請の主な項目は次のとおりです。
- 基本情報
- 財務情報
- 取り扱いITツールの種類
- 本事業への取り組みについて
基本情報
商号や本店所在地等を入力します。
財務情報
決算月や売上高,経常利益,借入金等を入力します。
取り扱いITツールの種類
製品名,製品が対応する業種,製品の概要紹介等を入力します。ITツールは,自社で取り扱うITツールのうち,代表的なITツールの情報を入力します。2つめ以降に関しては,IT導入支援事業者として登録されたあと任意で追加できます。
本事業への取り組み
本事業にIT導入支援事業者として取り組むにあたっての姿勢,今年度のITツール登録予定数等を入力します。「本事業にIT導入支援事業者として取り組むにあたっての姿勢」は,以下の内容を回答します。
- 社内においてどのように本事業を周知していきますか
- 中小企業・小規模事業者等に対してどのように本事業を周知し,利用を促していきますか
- IT導入支援事業者として,生産性向上を目的とする本事業にどのように取り組みますか
添付書類
必要な添付書類は以下のとおりです。
- 履歴事項全部証明書(法人)
- 法人税納税証明書(法人)
- 本人確認書類(個人事業主)
- 所得税納税証明書(個人事業主)
- 確定申告書(個人事業主)
登録が完了したら,事務局にて審査がされます。IT導入支援事業者として登録が完了すると、事務局から補助金手続き用の「IT事業者ポータル」が付与されます。