大学に入ると、授業の座席は毎回自由です。これは、よく言えば「自由」、厳しくいえば何をしても自己の「責任」になるということです。「こうしなさい」というつもりは毛頭ありません。現役で入学された方にとって、「自由を謳歌したい」という方もいれば、「勉学に励みたい」という方までさまざまいるのが大学です。そして、4年間を過ごした先に、自分の将来があります。
ただ、中には「2年次の学科の振り分けがある」などの理由から、自分の希望する学科に配属されるために、「GPA3.0以上の成績を残しておきたい」という事情がある方もいると思います。そこで、ここでは、そのような方を対象に授業の受け方の姿勢について書いてみます。
座席:できるだけ前に座ろう
まず、座席はできるだけ前に座りましょう。これを書いている1年次の前期の時点では、私がいる国際法政学科は、学部や学科の共通の授業では、男性が前、女性が後ろの座席に座っていることが多いような気がします(みなさんは「男子・女子」という呼び方の方が慣れているかもしれませんが)。
私は、すべての授業において、いちばん前の席に座っていました。正確には、いちばん前の列は先生が荷物やプリントなどを置くこともあるので、前から2番目あたりに座っていました。いずれにせよ、学生の中ではいちばん前に座っていました。
女性のことはわかりませんが、男性に関しては、やはり教室の前の方に座っている方の方が優秀な方が多いような気がしました。これは想像できると思います。どうしても「目立ちたくない」「寝たい」といった動機がある方は、後ろの方の座席を選びます。一方、前に座る方の多くは、授業に対しても能動的な姿勢で受けている方が多く、私が見ていても大人っぽいなと感じることが多くあります。
授業によっては、グループワークのようなときがあり、座席が指定されていることがあります。一度、教室の後ろの方の席に座ったことがあるのですが、授業の身の入り方が全然違いました。板書は見えにくいし(私の視力が悪いだけかもしれませんが)、先生の表情もいつも比べて読み取りにくいです。
やはり、前に座っていた方が知識の吸収度合いは高いように感じます。
教員:わからないことは質問しよう
次に、教員の先生が言ったことに対して、わからないことがあれば質問しましょう。わからないことは、授業の時間内に解決するのがもっとも効果的です。私は「タイパ」という価値観は肯定も否定もしませんが、少なくとも授業においては、短期記憶があるうちにわからないことを処理しておいた方が、定期考査の観点からもよいように感じます。
とはいうものの、質問することが目的にならないように気をつけましょう。これは私が大人になってから気づいたのですが、セミナーのような場所(自己啓発ではない)では、「質問をする」ということを目標にしている大人がいます。そして、質問をすることが目的なので、読めばわかることを聞いてしまう、さっきスピーカーが言っていたことを聞くといったことをしてしまいます。
もっとも、授業においては、先生が言ったことがわからず再度聞きたいこともあると思います。そのときは、「ここがわからないのでもう一度教えていただけるでしょうか」のように聞けば問題ありません。
おわりに
授業の前の方に座るとか、わからないことがあれば質問をするというのは、(ある層より上の)社会人になればごく当然のことですが、大学生のうちは難しい方もいるかもしれません。自分が周りからはみ出しているように感じるからです。もっとも、これは強制をするわけではありません。
みんなと群れていた方が安心だなという気持ちと自分のことを天秤にかけて、前者が優勢ならそれでよし、後者が優勢なら行動すればよいというだけです。私自身、これを読んだ方が絶対に前に座らないといけないとは微塵も思っていません。
ただ、ひとつ、自分の道は自分で選んでいくことができる人になれると素敵だと思っています。