小規模事業者持続化補助金「経営計画書兼補助事業計画書①」の書き方

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金「経営計画書兼補助事業計画書①」は,補助金を申請する上でもっとも重要な書類のひとつです。ここでは「経営計画書兼補助事業計画書①」の書き方について解説します。

応募者の概要

経営計画書兼補助事業計画書①

「経営計画書兼補助事業計画書①」より抜粋

(↑東京商工会議所のYouTube動画も合わせて確認しておくとよいでしょう)

応募者の概要に必要事項を入力します。

  • 名称(商号または屋号)
  • 法人番号
  • 自社ホームページのURL
  • 主たる業種
  • 業種
  • 常時使用する従業員数
  • 資本金額
  • 設立年月日(西暦)
  • 直近1期(1年間)の売上高
  • 直近1期(1年間)の売上総利益
  • 直近1期(1年間)の計上利益
  • 事業所数
  • 連絡担当者
  • 代表者の氏名
  • 代表者の生年月日
  • 満年齢

確認事項

以下の項目について,チェック等を入れます。

  • 第3者のアドバイス
  • 5億円以上の法人による株式保有
  • 15億円以上の課税所得
  • 射幸心をそそるおそれ,または公序良俗を害するおそれ
  • 希望する枠(通常枠等)
  • 希望する特例(インボイス特例)
  • 重点政策加点項目
  • 補助事業者に該当する者

「希望する枠」については,基本的に「通常枠」で問題ありません。

経営計画

経営計画は,「1. 企業概要」「2. 顧客ニーズと市場の動向」「3. 自社や自社の提供する商品・サービスの強み」「4. 経営方針・目標と今後のプラン」の4つに分かれています。

1. 企業概要

概要・沿革 設立年、基本理念、代表の経歴など
基本情報 店舗名,所在地,最寄り駅,営業時間、人員体制、店舗立地など
商品情報
利益構成
売上、商品(サービス)について

写真や図表を使って1ページにまとめます。

2. 顧客ニーズと市場の動向

顧客ニーズ 顧客が求めている商品(サービス)について
市場の動向 市場(顧客数,競合他社など)の見通しについて

市場の動向について,統計データは地域経済分析システム(RESAS)を使うと便利です。

3. 自社や自社の提供する商品・サービスの強み

自社の強み 商品(サービス)が他社と比較して優れている点
顧客の評価 顧客に評価されている点

4. 経営方針・目標と今後のプラン

経営方針 これからの経営方針について
目標 数字の目標,ミッション等について

4-2. 事業承継の計画

通常は記入しなくてかまいません(「事業承継加点」の付与を希望する場合に記入します)。

補助事業計画

1. 補助事業で行う事業名

補助事業で行う事業名を30文字以内で記入します。

2. 販路開拓等(生産性向上)の取組内容

事業概要 これからどのようなことをするか
これまでの取組との違い これまでとはどのように違うか
 創意工夫した点 工夫した点について
 事業の具体的な進め方 具体的な進め方について

3. 業務効率化(生産性向上)の取組内容

業務効率化(生産性向上)の取組内容があれば記入します(任意記入)。

4. 補助事業の効果

売上等への効果 売上等がどのように増加するか
取引先への波及効果 取引先にどのような波及効果を及ぼすか
地域社会への波及効果 地域にどのような波及効果を及ぼすか

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