琉球大学におけるGoogle翻訳やDeepL翻訳などの翻訳ツールの利用について書きます。
まず、翻訳ツールは禁止されているわけではないということです。たしかに、外国語を習得することは重要ですが、その過程としてわからないことを翻訳するのは悪いことではありません。もっとも、最終的には授業を受け持つ先生の判断になるので、先生の指示を仰ぐのがいちばんです。
ただし、翻訳ツールを利用してもよいといっても、場をわきまえることは大切です。たとえば、私が履修した「大学英語」では、翻訳ツールを使ってもよいけれど、使った場合は必ずその旨を示すとされています。実際、周囲を見ていると8割くらいの方が利用しているように感じます。もっとも、あくまで自己申告なので、翻訳ツールを使っていても言っていない方がいる可能性はあります。
私自身も、プレゼンテーションに使う英文の下書きとしてGoogle翻訳を使っています。ただ、ツールを使って英文に翻訳したあとも、「自分はこういった表現はしない」といった添削をします。具体的には、今の自分にはない難しい単語や表現は使わず、できるだけ平易な表現をするようにしています。これは、プレゼンテーションで第三者に聞いてもらうという目的もあるからです。
しかし、授業で他の人のプレゼンテーションを聞いていると、おそらく丸ごと翻訳ツールを使っているだろうなということがわかる場合があります。それは、その人からは到底出てこないだろう難しい表現が連発する場合などからも推測できます(もちろん先生方もわかっているはずです)。
また、他の授業(中国語)において、中国語の文をつくる宿題があったとき、翻訳ツールを使ったことが発覚して、やり直しをさせられている学生もいました。特にネイティブの先生にとっては、違和感があるのだと思います。こうなると心証が悪くならざるを得ません。
最終的には、こういったものは個人の価値観なのだと思います。たとえば、自分の能力を上げたいと考える方は愚直に努力をするのがよいですし、大学を卒業できればいいという方は最低限すればいいと思います。もっとも、卒業に必要な単位が修得できなくならないように注意する必要はあります。
さて、個人的な意見としては、便利な最新ツールは積極的に使う、ただし授業に活用するかは別問題、自分なりの倫理観を持っていれば、周囲にも似た人が集まると考えています。