「憲法Ⅱ(統治)」は、人文社会学部国際法政学科の「学科発展科目(選択)」のひとつです。2年次に進学するとき、「法曹コース」に進学する方は、「憲法Ⅰ」「憲法Ⅱ」「民法Ⅰ」の3科目から2科目を履修している必要があるので、履修しておくのが望ましいです。
基本情報
| 科目名 | 憲法Ⅱ(統治) |
| 開講年度 | 2024年度 |
| 開講学期 | 後期 |
| 単位数 | 2単位 |
| 授業形態 | 対面・オンデマンド |
授業内容
シラバスでは、授業内容について次のように説明されています。
この授業では、統治機構に関する学説・判例に関する基本的知識と思考方法の習得を目的とする。統治機構とは、立法権(国会)、行政権(内閣)、司法権(裁判所)の三権を指すものである。周知の通り、現実の政治システムは近年大きな変化を遂げつつあるが、こうした現象を理解するためにも、まずは憲法が予定している制度的な仕組み、それを支える理論的根拠をおさえることが必要であり、それが本授業の目的である。
授業は、対面が基本です。もっとも、年末以降は、オンデマンドになり、音声ファイルとレジュメを見ながら学修する形になります。オンデマンドの授業も課題はなく、勉強しているかどうかは試験の結果で判断されるというものです。
難易度は、「憲法Ⅰ」「民法Ⅰ」と比較すると、かなり高いです。よい意味でいうと、きちんと学修することで、憲法(統治)に関して、相当の知識を得ることができます。一方、授業の雰囲気は厳かであるため、少し窮屈に感じてしまう方もいるかもしれません。
私が大学で授業を受けていて思うのは、法科大学院の先生は、法科大学院の少数の授業のときは比較的笑顔でやわらかい雰囲気で授業を行っていても、学部の多数の授業のときは一方向になりやすい先生が多いということです。私も、「憲法Ⅱ」を履修したあと、「法曹コース」として法科大学院で同じ先生の授業を受けることになったため、学部の授業の印象から少し身構えていました。しかし、法科大学院の授業のときは、学部の授業と雰囲気が違って、やわらかい印象を持ったのを覚えています。
評価方法・テスト形式
評価は、中間試験(30点)、レポート課題(10点)、期末試験(60点)です。
中間試験は、短答式(◯☓問題)、記述問題、論述問題です。期末試験の一発勝負で失敗しないように配慮して、中間試験も行ってくれています。ここで、できるだけ点数をとっておくことで、高評価が得られるかどうかが決まります。私は、中間試験で思い切り失敗してしまい、レポート課題と期末試験でなんとか挽回しましたが、結果的に唯一「B評価」となった科目でした(笑)。
レポート課題は、決められたテーマについて論じるものです。ページ数は少なく、またフォーマット(フォントやフォントサイズ、ページレイアウトなど)をきちんと守っているかも判断されます。点数を加算してくれるものだと考え、取り組みましょう。
期末試験は、中間試験と同じ形式です。中間試験のときと同じように、短答式では正誤を判断できるようにしておくこと、記述問題では用語を書けるようにすること、論述問題では一定の内容を書けるようにしておくことが重要になります。
総合評価
★★★★☆
「憲法Ⅱ(統治)」は、国会・内閣・裁判所など、統治機構について体系的に学ぶことができる授業です。「憲法Ⅰ」や「民法Ⅰ」と比べると難易度は高めですが、その分、しっかり学修すれば、理解を深めることができます。「法曹コース」を目指す方はもちろん、「法学プログラム」に進学を予定している方、憲法をより深く学びたい方にもおすすめできる授業です。