沖縄県のLGBTなど性的少数者(セクシャル・マイノリティ)のための取り組みをまとめます。
沖縄県性の多様性尊重宣言(美ら島 にじいろ宣言)
令和3年3月26日,沖縄県は,すべての県民の尊厳を等しく守り,個々の違いを認め合い,互いに尊重しあう共生の社会づくりを目指し,「沖縄県性の多様性尊重宣言(美ら島 にじいろ宣言)」を行いました。
参考として,玉城デニーさんの著書『新時代沖縄の挑戦』から一部引用します。
外国にルーツのある人,障がいのある人,LGBTQなど性的マイノリティーの人など,誰もが自分らしく生きられる社会が理想です。2016年には那覇市が全国で5番目に同性パートナーシップ証明制度を導入するなど支援を進めてきましたが,沖縄県も2021年3月,性の多様性尊重宣言(ちゅら島 にじいろ宣言)を行いました。都道府県レベルでの宣言は全国初で,専用の相談窓口も開設しました。多様性への理解も少しずつ広がり,それぞれの生き方を認め合う考え方が受け入れられつつあると感じています。誰もがお互いの人権を尊重し合う共生社会の実現を目指し,取り組みを推進しています。
パートナーシップ証明制度
現在,那覇市と浦添市がそれぞれ「パートナーシップ証明制度」を導入しています。
2023.01.02
「那覇市パートナーシップ・ファミリーシップ登録」の対象者・必要書類・方法などまとめ
那覇市は,「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言(レインボーなは宣言)の理念に基づき,平成28年7月8日に「パートナーシップ登録」を始めまし...