【地理】シンガポールとドイツの人口ピラミッドについて、国全体と外国生まれ

地理

今回のテーマは、シンガポールとドイツの人口ピラミッドです。

それでは、問題を見てみましょう。

シンガポールとドイツの人口ピラミッド

次の図5は、人口ピラミッドを示したものであり、サとシはシンガポールとドイツのいずれか、DとEは国全体と外国生まれのいずれかである。シンガポールの外国生まれに該当するものを、図5中の①〜④のうちから一つ選べ。

人口ピラミッドは、通常、年齢を重ねるにつれて死亡者数が増えるため、ピラミッド型を示します。しかし、発展途上国や先進国などその国の経済発展によって異なる形を示すことがあります。

まず、わかりやすいところから見てみましょう。DとEは国全体または外国生まれのいずれかを示しています。Dは、いずれも働き盛りの年齢層が多いため、外国人労働者が多い外国生まれであることがわかります。そして、Eが国全体になります。

次に、サとシについて、手がかりとなる情報を見てみましょう。サは、シと比較して、外国生まれが多いことがわかります。このことから外国移住者率が高いシンガポールであることが予想できます。シは、サと比較して、75歳以上が多いことがわかります。このことから、早くから先進国になり高齢化が進んだドイツであることが予想できます。

問題は、シンガポールの外国生まれなので、①が正解になります。

【今回わかったこと】

  • シンガポールは外国移住者が多い
  • ドイツは高齢化が進んでいる

参考:人口ピラミッド|国立社会保障・人口問題研究所

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