【地理】循環型社会に向けた持続可能な資源利用の課題と取組みについて(都市鉱山など)

地理

今回のテーマは、循環型社会に向けた持続可能な資源利用の課題と取組みです。

それでは、実際に出題された問題を見てみましょう。

リナさんたちは、これまで調べたことをもとに、循環型社会に向けた持続可能な資源利用の課題と取組みについて資料2にまとめた。各国でみられる取組みのうち、循環型社会に寄与するものとして適当でないものを、資料2中の①〜④のうちから一つ選べ。

適当でないもの、誤りのものを見つける問題は、多くは正しいものになるので、ひとつずつ見てみましょう。

①、家畜の糞尿を肥料にした有機肥料は、化学肥料より、二酸化炭素排出量は低くなるので正しいです。また、インドはヒンドゥ教徒が多く、牛肉を食べないので、糞尿を多く利用することができます。

②、マレーシアのマングローブ林は、エビの養殖池に転換されることが多く、激減していることが問題になっています。マレーシア、マングローブ林、エビの養殖など習ったことのあるキーワードに引きづられてしまいそうになりますが、誤りになります。

③、電子機器に使われているレアメタルはリサイクルすることができるので正しいです。なお、これらを都市鉱山というので、覚えておきましょう。

④、ペットボトルはリサイクルすることができるので正しいです。返却すると返金される制度を導入することによって、ペットボトルの消費量を減らすことができます。

以上から、②が正解になります。

【今回わかったこと】

  • マレーシアのマングローブ林は激減している
  • レアメタルはリサイクルすることができる

参考:循環型社会への新たな挑戦|環境省

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