【地理】ヨーロッパ以外から到着する航空便の旅客数について(パリ、フランクフルト、マドリード)

地理

今回のテーマは、ヨーロッパ以外から到着する航空便の旅客数です。

それでは、実際に出題された問題を見てみましょう。

次の図4は、ヨーロッパの主要な都市の空港における、ヨーロッパ以外から到着する航空便の旅客数の内訳を、出発地域別に示したものである。図④中のカ〜クは、パリ、フランクフルト、マドリードのいずれか、凡例AとBはアフリカと北アメリカのいずれかである。パリと北アメリカとの正しい組み合わせを、あとの①〜⑥のうちから一つ選べ。

まず、ロンドンでもっとも割合が高いAは、同じ英語圏で、イギリス領から独立した北アメリカであることがわかります。これで、Bがアフリカであることがわかりました。

キは、Bのアフリカから到着する航空便の旅客数が多いことから、旧植民地からの移民が多いフランスのパリであることがわかります。

クは、中央・南アメリカから到着する航空便の旅客数が多いことから、旧植民地からの移民が多いスペインのマドリードであることがわかります。

カは、ロンドンの次に北アメリカが多いことからドイツのフランクフルトであることが予想できますが、特徴としては、キやクの方がわかりやすいので、消去法を使うのが無難といえます。

問題の選択肢としては、③が正解になります。

【今回わかったこと】

  • フランスは、アフリカからの旅客数が多い
  • スペインは、中央・南アメリカからの旅客数が多い
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