【社労士試験】統計/白書についての考察とレビュー、無敵の社労士などまとめ

コラム
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今回は、社労士試験の統計/白書対策についてお話します。

統計/白書は、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識から、択一式、選択式を問わず出題されます。たとえば、令和6年度の本試験では、択一式において3問(問1、問2、問9)、選択式において3つ(労一の[B] / 社一の[A], [B])、統計/白書から出題されています。

統計/白書対策に関しては、個人的には、最低限のことはやっておいた方がよいと思っています。というのも、丸腰で臨むのは脚切りが怖いですし、かといって、全70問あるうちの3問に使える可処分時間を考えると、ここに注力しすぎると他が疎かになってしまう危険性があるからです。

そこで、統計/白書に関する教材をそろえて学ぶのが現実的だと思います。

今回は、統計/白書対策についてみていきましょう。

講座の利用

ひとつめは、予備校等の講座を利用する方法です。多くの予備校は、基本の講座の他に直前講座を用意しています。ここで、統計/白書、改正などを学習します。私自身、LECさんを使っていたので、付属していた直前対策の講座で統計/白書や改正を学びました。もっとも、統計/白書は、情報がまとまっていればよく、理解が難しいところはないので、後述する書籍等でも十分だと思います。私も付属していたので使っただけで、オプションだったら選んでいないと思います。

無敵の社労士3

ふたつめは、「無敵の社労士3」です。「無敵の社労士」は、TACさんから出ているムックで、本試験までに3冊発売されます。

  • 無敵の社労士(1) スタートダッシュ
  • 無敵の社労士 (2) 本試験徹底解剖
  • 無敵の社労士 (3) 完全無欠の直前対策

このうち「無敵の社労士3」は、直前対策として、法改正や一般常識、つまり、統計/白書対策ができるようになっています。1, 2は特に必要ないと思いますが、3はできれば読んでおきたいところです。

その他、「社労士V」(日本法令)や「月刊社労士受験」(労働調査会)でも、例年、直前期に白書/統計特集をしているので、これらを活用する方法もあります。このあたりは好みなので、デザインや内容など自分の価値観に合うものを選んでみましょう。

よくわかる社労士 別冊 合格テキスト 直前対策 一般常識・統計/白書/労務管理

TACさんの「よくわかる社労士 別冊 合格テキスト 直前対策 一般常識・統計/白書/労務管理」です。

本書の良い点として、「よくわかる」シリーズに共通していますが、網羅性が高いことがあげられます。もっとも、あくまで講座を併用する前提になっているため、独習する難易度は高めです。個人的には、ちょっと難しいように感じました。辞書代わりに使うのなら活用できそうです。

まとめ

社労士の統計/白書対策ができる書籍等を紹介しました。

個人的には、「無敵の社労士3」を読んでみて、理解ができたらそのまま進める、ひとりでは難しそうだと思ったら、予備校等の直前講座等を検討するという方法が良いと思っています。もちろん、それぞれ可処分時間や使えるお金などの状況が異なるため、これが正しいというつもりはありません。次回の本試験、統計/白書対策をして臨みましょう。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

SOMEYA, M.

東京都生まれ。沖縄県在住。社会保険労務士試験対策について発信しているブログです。【好きなもの】沖縄料理・ちゅらさん・Cocco・龍が如く3

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東京都生まれ。沖縄県在住。社会保険労務士試験対策について発信しているブログです。【好きなもの】沖縄料理・ちゅらさん・Cocco・龍が如く3

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