2023年1月25日,令和4年度行政書士試験の結果発表がありました。
合格をした方,おめでとうございます! 行政書士登録をして,実務家として活躍できるのを応援しています。そして,残念だけど不合格だったという方,このくやしさをバネにして,来年の行政書士試験に挑戦しましょう。今は少し休むのも良いと思います。
令和4年度の行政書士試験は,全国47,850人が受験して,5,802人が合格,合格率は12.13%でした。昨年の合格率が11.18%だったので,合格率は1%ほど上がったことになります。
また,沖縄県の合格率は11.11%ということで,全国平均を若干下回っていました。
いずれにせよ,行政書士試験は合格率が10%程度の難関試験に分類されます。このようなことをいうと,より難しい試験を例に出されることもありますが,私は十分難しい試験だと思います。
1回で試験に合格するというのも素晴らしいことです。しかし,1回で合格しなければダメというわけではありません。何年受験して合格してもそれは合格です。合格が遅くなるほど生涯賃金に影響が出るとも言われますが,それはあくまで行政書士としての年収に影響が出る可能性があるかもしれないというだけにすぎません。早く合格しても実務をしない方も山のようにいらっしゃるようです。
早く合格したからえらい,短期間で合格したからすごい,独学で合格したからすごいなど,世の中にはたくさんの派手な経歴が飛び交っていますが,必要以上に不安を煽るものに振り回されず,自分に真摯に向き合って学習を続けることが大切なのだと思います。
私もあなたと同じように,これからも勉強を続けていくつもりです。行政書士の実務を始める方,来年の受験を考えている方,それぞれの目標に向かって頑張っていきましょう。
2022.11.15
令和4年度行政書士試験の一般知識等科目の問題のテーマ
令和4年度行政書士試験を受験されたみなさま,お疲れさまでした。 私も沖縄県の試験会場のひとつ,古蔵中学校に行きました。 ...