行政書士試験まであと3か月:現在の状況に合わせた今後の学習指針

行政書士
(※当サイトはアフィリエイトリンクを含みます)


令和6年度の行政書士試験まで、あと3か月となりました。人によって行政書士試験の勉強を始める時期や可処分時間、理解するペースが違うため、今の時点ですでにインプットが終わっている人もいれば、まだインプットが終わっていないという方もいらっしゃると思います。

そこで、ここでは、すでにインプットが終わっている方とまだインプットが終わっていない方を対象にこれから3か月間このように勉強をするとよいかもしれないという指針を示します。

なお、勉強方法は人によってさまざまです。予備校の先生が言う方法だけが正しいとは限らないですし、もちろん私がお伝えすることも万人に当てはまるわけではありません。あくまでこうするといいかもしれないという公約数のようなものなので、合いそうなところを参考にしてみてください。



すでにインプットが終わっている方

3か月前

すでにインプットが終わっている方は、並行して科目別の過去問も解いていると思います。特に初めての試験の方は、民法や行政法など理解が追いつかない分野があると思うので、苦手な分野を減らしていけるようにしていきましょう。私も行政事件訴訟法はなかなか苦労したのを覚えています。

また、この時期には、各シリーズから「まとめ本」(暗記本)が発売されています。これらは重要論点が凝縮されているので、知識を整理しておくようにしましょう。最終的に、本試験当日は、まとめ本だけ持っていけるように知識を一元化しておくのをおすすめします。

2か月前

引き続き、過去問やまとめ本を使って学習します。基本書で理解ができたあとは、まとめ本を使って、できるだけ知識を定着させるのがポイントです。私も最終的には何十周も繰り返して、表紙はなくなり、ボロボロになるまで使い込んで、重要論点を押さえられるようにしていました。

過去問について、この時期は、科目別過去問ではなく、本試験と同じ形式になっている年度別過去問を使うのをおすすめします。本試験の形式に慣れるためというのが理由です。市販の過去問だと、『みんなが欲しかった! 行政書士の5年過去問題集』などがあります。

1か月前

引き続き、過去問やまとめ本を使って学習します。余裕がある方は、教材の手は広げず、知識として少し応用論点などの学習をしてみるのもおすすめです。といっても、人によってはこの時期に新しいことを覚えない方がいいという方もいるので、人それぞれだと思います。個人的には、向き不向きがあると思うので、あまり一概に「こうすべき」とは言わない方がいいように感じています。

まだインプットが終わっていない方

インプットを終わらせる

まずはひととおりインプットを終わらせることに注力しましょう。できれば8月、難しければ9月までにインプットを終わらせるのを目指します。ひととおりインプットを終わらせたあとは、何周もする時間はないと思うので、過去問を使いながらわからなかったときに基本書に戻るようにしましょう。

アウトプットをする

インプットが終わったら、科目別の過去問演習をしましょう。本試験までの時間が迫っているため、すべての問題を解こうとせず、過去問頻出の論点、たとえば過去問集に「A」などと記載されている問題を中心に解くのをおすすめします。また、同時にまとめ本を使って知識を定着させましょう。

基本書と過去問を往復する

夏までにインプットが終わっていない方の場合、すべての知識を網羅しようとするのは困難です。それよりも、いわゆるAランクと呼ばれる基本論点を確実に理解することに努めましょう。知識の量としては、まとめ本に掲載されている分量で十分です。それらの知識を血肉化できるように、過去問で解けなかったところは基本書に戻る、まとめ本で知識を定着するというのを繰り返します。

SOMEYA, M.

SOMEYA, M.

東京都生まれ。沖縄県在住。主に行政書士試験対策について発信しているブログです。【好き】沖縄料理・ちゅらさん・Cocco・龍が如く3

特集記事

SOMEYA, M.

SOMEYA, M.

東京都生まれ。沖縄県在住。主に行政書士試験対策について発信しているブログです。【好きなもの】沖縄料理・ちゅらさん・Cocco・龍が如く3

TOP
CLOSE