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行政書士試験の択一式問題では、民法から9題(問題27〜35)出題されます。
ここで、直近の出題状況を確認してみましょう。
令和5年度
- 問題27:総則
- 問題28:総則
- 問題29:物権
- 問題30:物権
- 問題31:債権
- 問題32:債権
- 問題33:債権
- 問題34:債権
- 問題35:相続
令和4年度
- 問題27:総則
- 問題28:物権
- 問題29:物権
- 問題30:債権
- 問題31:債権
- 問題32:債権
- 問題33:債権
- 問題34:債権
- 問題35:相続
令和3年度
- 問題27:総則
- 問題28:総則
- 問題29:物権
- 問題30:物権
- 問題31:債権
- 問題32:債権
- 問題33:債権
- 問題34:債権
- 問題35:相続
令和2年度
- 問題27:総則
- 問題28:物権
- 問題29:物権
- 問題30:債権
- 問題31:債権
- 問題32:債権
- 問題33:債権
- 問題34:債権
- 問題35:親族
令和元年度
- 問題27:総則
- 問題28:総則
- 問題29:物権
- 問題30:物権
- 問題31:物権
- 問題32:債権
- 問題33:債権
- 問題34:債権
- 問題35:親族
傾向と対策
民法は、行政書士試験の主要科目だけあって、出題される分野は比較的安定しています。
- 総則(1, 2問)
- 物権(2, 3問)
- 債権(4, 5問)
- 親族・相続(1問)
条文の数を見ると、比較的比率が合っているように感じます。
- 総則(約150条)
- 物権(約250条)
- 債権(約300条)
- 親族・相続(約300条)
ただ、親族・相続に関しては約300条ある条文から1問なので、いわゆるパフォーマンスは低めといえるかもしれません。もっとも、親族・相続分野の知識は、暗記がメインとなりそれほど難しくないので、苦痛に感じることは少ないと思います(債権の方が大変に感じる方が多いと思います)。
民法は約1,000条と学習範囲が幅広いので、まずは基本書等で全体像を見てみましょう。そのあとに、総則、財産法(物権、債権)、家族法(親族・相続)といったように徐々に細かく見ていくのをおすすめします。また、債権各論の後半には、事務管理や不当利得、不法行為など細かい分野が出てくるので、今自分がどこを勉強しているのかわからなくなったら、民法の全体に戻るようにしましょう。