前回、LECさんの「登録実務講習」に申し込んで自宅学習をしたところまで書きました。
今回は、実際にスクーリングをしたときの記録をつけたいと思います。
※この記事は、2021年に書いたものを修正追記したものです。
宅建実務講習スクーリング(1日目)
私が参加したのは、LEC新宿エルタワー本校です。
- 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー(18階)
- アクセス:JR新宿駅西口より徒歩3分
各線新宿駅西口から徒歩3分、地上に出ることなく行けます。
LECさんのルート案内を見ていきましょう。
私は都営地下鉄大江戸線を使ったので、おそらくいちばん遠い場所ですが、それでも10分くらいで行けたと思います(大江戸線は地下深いところにあるのです)。
1日目のスクーリングは午前10時から午後6時までです(9:40から出欠確認があります)。
- 10:00〜11:30:第1回前半(90分)
- 11:40〜13:10:第1回後半(90分)
- 14:10〜15:40:第2回前半(90分)
- 15:50〜16:50:第2回後半(60分)
- 17:00〜18:00:第3回(60分)
各授業の間は10分間の休憩があり、13:10からは60分のお昼休憩があります。
エルタワー周辺は飲食店も多いですが、私は2日間とも地下1階のファミリーマートで済ませてしまいました(登録実務講習の参加者は講義室の中で食べても良いようになっています/通常は飲食禁止)。
講習は、テキスト・資料集、そして当日配布されるワークブックを中心に進みます。
自分たちは、とある不動産屋の宅地建物取引士「甲」、そこに自宅を売りたい売り主「小野春彦」さんがやってきて、取引を進めるという内容です。宅建試験で勉強した「重要事項説明書」や「手付」なども出てきます。内容が難しいということはまずないので、安心しましょう。
ただ、登録実務講習は、宅地建物取引業法と施行規則に基づいて実施されるものです。お金を払えば寝ていても良い(?)という予備校の講義とは異なり、受講態度が著しく悪かったり遅刻があると(分や回数が細かく決められています)参加できなくなるので注意しましょう。
これがまた、午後の講義(特に14:10〜15:40)が眠いのです…。学生時代の給食やお弁当のあとの午後の授業の眠気を思い出しました(笑)。
スクーリング1日目が終わったときは、ただ講義を聴いているだけなのに、慣れない環境というのもあって、バタッと倒れるように寝てしまいました(集団講義が得意ではない)。
講義自体は面白かったです。私が受けたときは、不動産業界に長く働いている方で、経験談やたまに(?)脱線した話なども聞かせてくれました。
宅建実務講習スクーリング(2日目)+修了試験
スクーリング2日目は、演習と修了試験があります。
- 10:00〜11:30:第4回前半(90分)
- 11:40〜13:10:第4回後半(90分)
- 14:10〜15:40:第5回前半(90分)
- 15:50〜16:50:第5回後半(60分)
- 17:10〜18:10:修了試験(60分)
私が参加した登録実務講習では、「みんなが出席していたら10分前倒しではじめます」ということで、9:50からはじまりました(全部が10分前倒しになります)。
第5回の演習が終わったら、10分休憩のあと、10分間の説明があって修了試験があります。
修了試験といっても、出る範囲はあらかじめ演習内で教えてくれます。
たとえば、宅建試験でも「斜線制限」を勉強しましたよね。
登録実務講習でも「斜線制限」が登場します。そして、「ここに線を引きましょう。試験では『斜線制限は〜3種類あります→◯のように出題されます」と教えてくれて、そのまま試験に出ました(笑)。
といった感じで、テキストから修了試験に該当する部分を教えてくれるので、そこに線を引けば、まず問題はありません(99.99%は大丈夫とのことです)。
修了試験は、全40問です(60分)。
- 選択式(20問)
- 記述式(20問)
このうち、8割正解すれば合格です。
選択式は、前述のように演習で習った内容が◯☓形式で出題されます。
記述式は、登記事項証明書や契約内容を見て、その内容(契約日、契約金額、違約金など)を写して書きます。これだけ聞くと心配するかもしれませんが、記述式も書き方、資料の見方などをすべて教えてくれるので、迷うことはありません(計算も一切ないので安心しましょう)。
修了試験が開始して20分経過したら、終わった人から帰ることができます。私は、99.99%大丈夫と言われてもそれなりに心配だったので、終わったあとに2回ほど見直して、40分くらいで帰りました。
早い人は20分くらいで退出している人もいたようですが、他人のペースに惑わされず、自分で大丈夫と思ったら手を挙げると良いでしょう(終わったら手を挙げると解答用紙を回収してくれます)。