【地理】先進国、BRICS、発展途上国の都市圏の人口(1990年と2015年)

地理

今回のテーマは、都市圏の人口です。

それでは、実際に出題された問題を見てみましょう。

 

先進国

先進国とは、経済発展を達成した国です。

英語でいうと、developed countriesで発展した国となって、 わかりやすいです。

先進国は、以前と現在で人口の差が小さいのが特徴です。

日本だけで見れば、人口は減少しています。

 

BRICS

続いて、BRICSとは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国の5ヶ国です。

経済発展が著しい国といえます。

以前は、sが小文字で4ヶ国でしたが、

現在は、南アフリカ共和国を含めた5ヶ国をBRICSとしています。

BRICSは、国土が広大で、資源が豊富なのが特徴です。中国などを想像するとわかりやすいです。

参考:BRICSとは 最新ニュースと解説 – 日本経済新聞

 

BRICS

2024年1月、アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が加盟しました。

ただ、加盟国が増えてもBRICSという呼び方は変わりません。

試験対策としては、当面の間は、5ヶ国を押さえておけばよいでしょう。

 

BRICS

BRICSは、人口増加が著しいです。

1990年から2015年にかけて、たとえば、中国は12億人から13.8億人、インドは9.6億人から13.2億人に増加しています。

 

発展途上国

発展途上国は、経済が発展途上の国です。

英語でいうと、developing countries、まさに発展している国です。

発展途上国も人口が増加していますが、BRICSほどではありません。

 

発展途上国

ただ、現在は、ニジェール、コンゴ、アンゴラなどアフリカ諸国の人口が大きく増加しています。

 

これらの情報を参考に問題を見ると、1990年と2015年で人口があまり変わらないのは、X軸とY軸が正方形になるカが先進国です。

そして、1990年から2015年にかけて大きく人口が増えているのは、縦長の四角形になるキがBRICSになります。

 

さて、この問題は、もうひとつ設問があります。発展途上国の都市圏において、人口が急増してきた要因の一つとして、農村部から人々が都市圏に流入してきたことがあげられる。そうした人々はXに従事することが多い。

ここは、金融業、または小売業・サービス業を選びます。

発展途上国は、教育水準が低いので、小売業・サービス業が入ります。教育水準が低いと小売業やサービス業に従事するというのは厳しい現実かもしれませんが、この感情も含めて覚えておくようにしましょう。

今回わかったこと

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