今回のテーマは、気候と民族衣裳です。
それでは、実際に出題された問題を見てみましょう。
まず、環太平洋を見てみましょう。わかりやすく日本から時計回りに、ベーリング海峡を越えて、北アメリカ大陸、そして南米まで続いています。オーストラリアなどのオセアニアも見えます。
ここで、わかりやすくするために赤道に印を付けておきましょう。赤道に近いほど暑く、遠いほど寒いのがわかります。
まず、亜寒帯では、トナカイの毛皮や皮を用いた衣服を着ます。カナダなどが想像できます。
次に、高山地域では、アルパカ の毛を用いた衣服を着ます。アルパカというと、南米ペルーなどが想像できます。
次に、サバナ、暑いので木綿など通気性に優れた衣服を着ます。
これらの情報を参考に、問題を見てみましょう。
まず、アルパカの毛なので高山地域です。これはGが当てはまります。ただ、今回は3つの中ではわかりにくかったかもしれません。わかりにくいというより、他の2つの特徴がよりはっきりしています。
次に、トナカイの毛皮は、寒いところの衣服でした。この中でもっとも寒いのはFです。
最後に、木綿を用いた衣服は、暑い場所で着ます。この中で暑いのは、年中30度近く、おそらく赤道に近い辺りのHが当てはまります。