行政書士試験の勉強を始めるとき,入門書を読むべきか迷いますよね。
結論からいうと,次年度の基本書が書店に並ぶ11月より前に学習を始める人は,入門書を読んでおくと全体像が見やすくなるのでおすすめです。一方,12月以降に学習を始める方は,新しい年度の基本書を買えば十分でしょう。ここでは,入門書の位置づけ,おすすめの入門書について解説します。
目次
入門書の位置づけ
入門書は,行政書士試験の学習をはじめるにあたり,全体像を見渡せるメリットがあります。しかし,あくまで入門書なので,これ一冊で合格できるわけではないということです。
新しい分野(法律)の勉強をはじめるとき,いきなり合格水準の合格書を読むと,出口が見えず,挫折してしまう危険性があります。そこで,入門書のようなものをかませることで,「こんな感じなんだ」ということがわかり,勉強が始めやすくなるのです。
入門書は読んだ方がいい?
11月より前に学習を始める人にはおすすめ
前述のように,前年の11月より前に学習を始める人は,入門書を読んで全体像を把握しておくと,これから始まる勉強が理解しやすくなります。行政書士試験の科目,出題形式,基準点などを把握し,学習の計画を立てると良いでしょう。
12月以降に学習を始める人は読まないでよい
12月以降に学習を始める人は,すでに新しい年度の基本書が発売されていると思うので,わざわざ入門書を買う必要ありません。基本書を買ったら,まずは流し読みして,全体像を把握します。この時点では深く知る必要は全然ないので,行政書士試験がどういうものか把握すると良いでしょう。
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