【行政書士試験】本番までのペースメーカーにおすすめの模試まとめ

行政書士
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行政書士試験が近づいてきたら,模試や答練(答案練習会)を使って,本試験の環境に慣れておくが大切です。また,市販の直前模試は,4〜5月頃に各シリーズから発売されます。この記事では,模試や答練の活用方法,おすすめの模試についてまとめています。



模試や答練をつかって本試験に備えよう

大きな枠:本試験までのスケジュール

行政書士試験が近づいてきたら,本試験までのスケジュールという大きな枠と,60問の時間配分という小さな枠を意識した戦略を立てましょう。予備校などの講座を利用している方は,年明けからほぼ毎週のように答練があるので,半ば強制的に実践形式の訓練をすることができます。

もし,完全な独学のみという方は(予備校の講座を使っていても最後は独学です),答練に参加する,もしくは市販されている模試を活用して,本試験に備えると良いでしょう。

小さな枠:60問の時間配分

そして,小さな枠として,全60問の時間配分を考えましょう。単純計算すると,1問あたりにかけられる時間は3分ですが,行政書士試験は択一式,多肢選択式,記述式があり,一般知識では文章理解問題があるので,どこにどれだけ時間をかけるかという戦略が必要になります。

模試や答練を使うことで,現在の自分の強みや弱点が浮き彫りになり,本試験までにどのような学習をすればよいか,どのような時間配分で臨めばいいかがわかるようになります。

模試や答練はほどほどに

模試の結果に落ち込まない

模試や答練の結果が悪くても落ち込まないようにしましょう。ひとつは落ち込んでも何も変わらないので勉強をした方が良いというのもありますが,そもそも模試や答練は難しいものだからです。

模試や答練は「かんたんすぎてお金のムダ」というクレームを防ぐために難しく作られています。ときには本試験レベルをはるかに逸脱した難問奇問で受験生を悩ませるでしょう。

実は私自身,宅建で模試を使ったとき(←初めての資格試験でした),それまできちんと勉強してきた自覚があったにもかかわらず,わからない問題が多く,青ざめる経験をしたことがあります。当時は,模試がどのようなものかわからなかったので焦ってしまいましたが,上記のような事情を知り,本試験はいつも通りの気持ちで臨むことができました。

大切なのはあくまで過去問

模試や答練は本試験でどのように時間配分をするかの練習なので,必要以上に復習はしなくてかまいません。もちろん,間違えたところがそのままだと不安だと思うので,その日のうちに基本書に戻って,復習をしましょう。基本書に書かれていないような知識は覚える必要はありません。

大切なのは,基本書に書かれている基礎知識と過去問です。必要以上に模試をありがたがらず,練習と割り切ってこなすことも必要です。

行政書士試験直前期におすすめの模試

ここでは,行政書士試験の直前期に使いたいおすすめの模試を紹介します。基本的には,今まで使ってきたシリーズの模試を使うと良いでしょう。模試はあくまで模試,あくまで基本は過去問ということを理解した上で活用しましょう。

出る順 当たる! 直前予想模試(LEC)

LECの『出る順 当たる! 直前予想模試』は,模試3回分と前年度の過去問を収録しています。また,LEC講師陣による出題予想もあるので,出る順を使っている方は選んでおくと良いでしょう。

合格革命 法改正と直前予想模試(Wセミナー)

Wセミナーの『合格革命 法改正と直前予想模試』は,3回分の模試を収録しています。「合格革命」シリーズで勉強してきた方は,こちらで総仕上げすると良いでしょう。

うかる! 行政書士 直前模試(伊藤塾)

伊藤塾の『うかる! 行政書士 直前模試』は,2回分の模試を収録しています。また,出題傾向や学習時の注意点などを収録した巻末特集「合格への特別講義」が付いています。

本試験をあてるTAC直前予想模試(TAC)

TACの『本試験をあてるTAC直前予想模試』は,3回分の模試を収録しています。巻頭には,科目ごとの学習方法・重要項目などが掲載されています。「みん欲し」を使っている方におすすめです。

SOMEYA, M.

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東京都生まれ。沖縄県在住。主に行政書士試験対策について発信しているブログです。【好き】沖縄料理・ちゅらさん・Cocco・龍が如く3

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